チューニングパーツ
ss01
ドア防振シリーズ「大音量強化型」
【Oscarドア防振の考え方】=

ドアをスピーカーエンクロージャーに見立てた作業が、「ドア防振」です。
一般的には、「デッドニング作業」と言い表すことが多くなって来ていますが、字のごとく「デッド」振動を無くす事が出来れば理想形ですが、物質の振動をなくす事は現実にはできません。
例え大理石でドアを作っても、例え ドア内にコンクリートを流し込んでも、振動をなくす事は出来ないのです。
振動を無くす事が出来ないという事は、音を出したり共鳴したりします。レベルが小さくてもその振動はスピーカーから出る音に悪い影響を及ぼします。
単に防振材を多く使ってデッドニングしても、変調した振動が生まれスピーカーの音を濁らせていきます。

Oscar防振では、振動をコントロールする事で、ドア内の振動を効率よく熱変換します。
つまりは、ドア内環境を再構築する思想です。
振動は、共振点をずらすことで抑え、補強により振動を早く伝える部分を作り、効率よく熱変換する システムを作り上げるところに特徴が有ります。

ss01
◇ドア強度NO1の大音量強化タイプ!
◇車種を問わず施工が出来る充実の部材!
◇振動をコントロールする高音質設計!

「SS01」

 デッドニングセット
あdd2
◇防振セット「SS01」プラスワン!
◇車が驚くほど静かになる!
◇ダイポルギーノイズレスマットの力!

「ADD2」

 ドア遮音セット

                   ◇「SS01」[ADD2」PDF カタログ
                   ◇その他オプション部材カタログ


「SS01」は、OSCAR防振の中でも大音量に対応したセットです。
ドア遮音セット「ADD2」と組合わせて更なる高みを目指す事が出来るシステムです。

       *この製品は、多くの「オートバックス」で、店頭(在庫)販売されています。

 

デッドニングセット「SS01」製品内容
 
OY-100
ダイポルギー樹脂系制振材
25cm×50cm×1mm
6枚
FD-C
ダイポルギー拘束型制振材
10cm×15cm×1.8mm
18枚
OAT-10
アルミガラスクロステープ
5cm×10m
2個
OBM-2
鉛粉入り制振マット
20cm×50cm×2mm
1枚
ウエーブキャンセラー
定在波打消し型シール材
60cm×30mm
2本
コルゲートチューブ
直径7mm長さ80cm
1本
作業用ヘラ
1個
取り扱い説明書
1冊

 

「SS01」鉄板部の作業
 
ドア清掃

■ドア内張りを外します。

■純正のビニールシートを外します。

■ブチルゴムを取り除きます。

ドア01 ■アウター側の鉄板に制振材「FD-C」を貼ります。
*鳴きの大きなところ(高い音で響く場所)から貼ります。
*左右対称を心がけます。
ドア02

インナー側の鉄板作業

■制振材「0Y-100」で、サービスホールを埋めます。
*水対策も考えると、ここでは全てのホールを埋めましょう。
*ヒートガンで温めてから貼ると強度がアップします。

ドア03 ■制振材の上に、「アルミガラスクロステープ」を貼ります。
*鉄板強化策で、非常に強い鉄板になります。
 
参考動画「ドア鉄板施工」
 
「SS01」内張り部の作業
 
内張り

■純正の吸音材をめくります。

■制振材「OBM2」を適量貼ります。

■シール材の「ウエーブキャンセラー」を貼ります。

 
参考動画「内張り施工」
 

 

 

 
ドア防振セット「ADD2」製品内容
 
ノイズレスマット
ダイポルギー遮音マット
50cm×1m×4mm
2枚
FD-C
ダイポルギー拘束型制振材
10cm×15cm×1.8mm
6枚
OAT-10
アルミガラスクロステープ
5cm×10m
1個
ハニカム・ウエーバー
背圧拡散材
16cm×16cm
2枚
取り扱い説明書
1冊
 
「ADD2」作業内容
遮音

■インナー側ドアに「ノイズレスマット」を貼ります。

■スピーカー裏に「ハニカムウエーバー」を貼ります。

■ドアの強化に制振材「FD-C」を微調整で貼ります。

 
参考動画「ドア遮音施工」
 

 

 

 

高分子制振材「ダイポルギーブランド」
ss01 ADD2
 
取付後の調整作業

実際に音を聴いて問題点を整理して対策を検討します。

■中低域にエネルギーが集中して切れが悪い。

【対策】
◇インナー側鉄板の最も大きなホールを半分程度制振材を抜きます。
*可能であれば、ぬく穴の大きさを調整して適度な低域量に調整します。

◇スピーカー背面のハニカムウエーバー(拡散材)を別売の「BPディフュージョン」(整流コントロール)に変更します。
*トーションバーなどの障害物がエネルギー伝達を阻害している場合があります。


■中高域が濁る

【対策】
◇ドアの鳴きが多く付帯音がついている可能性が有ります。
ダイポルギー「ODP-211」を内張り裏に塗ることをお勧めします。

◇内張りに、EVA吸音フォームを貼る事で微調整が出来ます。

◇インナー側の鉄板部の弱い個所に「FD-C」を貼ります。

 

■中低域のエネルギーが乏しい

【対策】
◇鉄板と内張りにエネルギーが回り込んで打ち消しあいが発生している場合が有ります。
ウエーブキャンセラーの設置の再チェックをして、場合によっては、もう1セットの追加で内張りとバッフル側との両面に設置します。

 


 

acoustics cable

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