2007"OSCAR WORLD
オーディオファイル ジャズプロローグ-Part01 ●6曲目の曲を聴きます。 女性ボーカルからなるジャズ風のポップスです。 素材感たっぷりのウッドベースが、短い時間でボーイング(弓弾き)からピチカートに移ります。女性ボーカルは、声帯の広い芯の出る歌声で短時間にしてふくんだ低い声から、伸ばした抜ける声までを歌い分けます。左からはギターの弦の音が静かなリズムを刻みます。ボーカルに代わりサックスが入ります。どんどんリズムが乗っていく楽しい音楽です。 |
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レッド スリーブス(スーパーステレオサウンドNO1) ●1曲目の曲を聴きます。 スケールの大きなオペラです。(ヨーロッパのクラッシック) ピアゾラ作品ですが、重厚なスケール感のエネルギーが出だしから聞けます。男声テノールと女性のソプラノに対してのバックコーラスの見事なハーモニーと大太鼓やティンパニー、ダブルベースの旋律に緊張し、ドキドキと心躍りながら、なぜか艶かしさを感じる独特な楽曲です。 ●3曲目を聴きます。 踊りだしたくなるようなタンゴです。 アコーディオンが曲の雰囲気と空気感を演出します。歯切れのあるウッドベースが男らしさと優美さを感じさせながら、時に深い悲しさも表現しています。ギターの音色も又独特なスピードと緊張感をだし、速い展開で物語が進んでいくようです。暖かい亜熱帯地方での、一夜の恋人達の雅なときめきを夜曲として表現しているようです。 |